世界大百科事典(旧版)内のツァーン法の言及
【炭酸ナトリウム】より
…シュライブ法もむろんその一つであり,ほかにも次の3法がある。ツァーン法(中間塩法)は易溶性の他種ナトリウム塩NaX(X=SO4,NO3など)を共存させた溶液に固体NH4HCO3を添加し,NaHCO3を析出させる。液体アンモニア法(液安法)はNaClが液体NH3に対し高溶解性をもつことを利用し,カルバミン酸ナトリウムをつくり,これを水蒸気分解してNaHCO3を得る。…
※「ツァーン法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」