世界大百科事典(旧版)内のツィーシャング,K.の言及
【国家独占資本主義】より
…第2次大戦後のこのような国際経済の構造変化は,伝統的な帝国主義論の修正を迫る内容をもっていたが,それに対応して,国家独占資本主義を帝国主義の新しい一段階と規定する理論が登場してきた。東ドイツのツィーシャングKurt Zieschangによって代表されるこの理論は,戦後国家独占資本主義論争を生み出し,日本の学界にも強い影響を与えることになった。 国家独占資本主義に関するもう一つの現代的論争視点は,国家の階級的性格の変化をめぐる論争である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」