つらあわず

世界大百科事典(旧版)内のつらあわずの言及

【カサゴ(笠子)】より

…岩の割れ目などに身を潜め,近づいてくる小魚,カニ類,エビ類などを大きな口でとらえて食べる。 磯釣りの絶好の対象であり,比較的簡単に釣れるので,子どもからおとなまでに広く親しまれているが,海岸近くでとれるものは体色が黒っぽくやや汚く見えるので,〈つらあわず〉などといわれることがある。また,〈磯のカサゴは口ばかり〉とその大きな口について悪口をいわれるが,味はきわめてよく,新鮮なものは刺身で賞味される。…

※「つらあわず」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」