テアトル・ド・フランス(読み)てあとるどふらんす

世界大百科事典(旧版)内のテアトル・ド・フランスの言及

【国立劇場】より

… まず〈モスクワ芸術座〉は,19世紀末,マンネリ,商業主義,大芝居化していた当時の演劇界の大勢に抗して,リアルで純正な,演劇ならではの手ごたえをという革新の願いから革命翌年の1918年に生まれたもので,この事情は同時代のドイツの〈マイニンゲン一座〉や,フランスその他での〈自由劇場〉運動と軌を一にしている。 次にここで,先に指摘した革新の動きにふれると,たとえば〈コメディ・フランセーズ〉の第二劇場となった旧〈オデオン座〉(リュクサンブール劇場)が,のちに〈テアトル・ド・フランスThéâtre de France〉と呼ばれて,文化相A.マルローの肝煎(きもいり)で一時期,J.L.バロー,M.ルノーの〈ルノー・バロー劇団〉に委ねられ(1958‐68),その間古典の新演出や,P.クローデル,J.ジュネ,S.ベケット,E.イヨネスコらの作品上演で気を吐いたことが見落とせないが,いまひとつ非常に斬新でユニークな例は,上記のパリの〈TNP〉の活躍であろう。創設は1920年で,初代の責任者は俳優・演出家のF.ジェミエ。…

※「テアトル・ド・フランス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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