ティダ(読み)てぃだ

世界大百科事典(旧版)内のティダの言及

【按司】より

…沖縄の歴史では古く豪族,首長を意味するが,琉球王国確立後は最高位の位階となった。12世紀ころから15世紀までの按司は一定の領域に君臨する首長で,チャラ,ティダ(太陽)の別称でも呼ばれた。16世紀初期,尚真王のときに各地に割拠していた按司は王都首里に集居させられ,以後,社会的身分の最高位をあらわす位階としておもに王族から任命され,間切(まぎり)と称される行政区域の領有を保障された。…

【中山王】より

…1372年の国交関係樹立以後,中山王は中国皇帝の名において派遣される冊封使によって冊封される慣例となり,琉球処分までの500年間この慣例は存続した。1477年から1526年まで50年にわたって王座に君臨した尚真の治世期には〈ティダ(太陽)〉〈世(よ)の主(ぬし)〉ともよばれる絶対的な存在となった。〈御主加那志(うしゆがなし)〉の俗称もある。…

※「ティダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む