世界大百科事典(旧版)内の《テオグニス詩集》の言及
【ギリシア文学】より
…かろうじてエレゲイア形式の随想表白や墓碑詩,エピグラム,酒宴歌(スコリオン)などが,受け継がれる。通称《テオグニス詩集》として今日伝わるものは,詩人テオグニスの作品を中核として,後世に至るまでのエレゲイア詩を集輯して生まれたものである。
【IIIアテナイ文学の時代】
[劇文学と散文体文学の隆盛]
叙事詩と抒情詩という2本の大道を進んできたギリシア文学の歩みは,ペルシア戦争を境として大きく変容する。…
※「《テオグニス詩集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」