テムリン(読み)てむりん

世界大百科事典(旧版)内のテムリンの言及

【ドクムギ(毒麦)】より

…小穂は長さ約2cm,5~7個の小花をつけ,ただ1個の苞穎(ほうえい)は小穂より長く長さ2.5cmである。ドクムギが牧草に混入すると家畜が中毒を起こすことがあるので毒麦というが,実際にはドクムギ自体に毒素があるのではなく,テムリンtemulenという有毒アルカロイドを産出する菌Endoconidium temulentum Prill.et Delacr.の寄生によるものである。菌に侵されなければ毒ではない。…

※「テムリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android