テムリン(読み)てむりん

世界大百科事典(旧版)内のテムリンの言及

【ドクムギ(毒麦)】より

…小穂は長さ約2cm,5~7個の小花をつけ,ただ1個の苞穎(ほうえい)は小穂より長く長さ2.5cmである。ドクムギが牧草に混入すると家畜が中毒を起こすことがあるので毒麦というが,実際にはドクムギ自体に毒素があるのではなく,テムリンtemulenという有毒アルカロイドを産出する菌Endoconidium temulentum Prill.et Delacr.の寄生によるものである。菌に侵されなければ毒ではない。…

※「テムリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む