てらし

世界大百科事典(旧版)内のてらしの言及

【張見世】より

…張見世に出る順序や並び方は時代や店によって違うが,客に遊女の等級(揚代)を知らせるため,扮装のほかにも敷物の有無や座る位置でわかるようにくふうした。揚屋制では張見世はなく,揚屋制の発達した大坂で店頭に出るのを〈てらし〉という。なお,明治中期ごろから張見世に代わって,娼妓(しようぎ)の顔写真を店先に掲出した。…

※「てらし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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