テリトリー行動(読み)てりとりーこうどう

世界大百科事典(旧版)内のテリトリー行動の言及

【脅威】より

… 第2に,生態学の領域では,他の侵入を許さないような占有者の空間をテリトリーterritory(なわばり)と呼び,テリトリーの境界では,占有者間あるいは占有者との間で,テリトリーをめぐって攻撃と防御の行動が生ずることが知られている。テリトリーをつくり,それに気を配り,他からの侵害の脅威に対して防御するような行動のことをテリトリー行動territory behaviorという。テリトリー行動の類型や構造は動物種によってさまざまであるが,他からの侵害の脅威が防御行動のきっかけとなることはすべてに共通している。…

※「テリトリー行動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む