テロム枝(読み)てろむし

世界大百科事典(旧版)内のテロム枝の言及

【植物】より

…維管束植物は比較的まとまった群であるが,それでも,葉についてみればすべてが相同な器官とは断言できない。系統発生をみれば,小葉植物の葉が茎の表面の隆起によってできたものであるのに対して,それ以外の葉はテロム枝(初期の陸上植物にみられる二叉(にさ)分枝をする枝系)の変形でできた可能性が強いからである。いわんや,コケ植物の葉とよばれているものは,配偶体上に分化したものであり,藻類には陸上植物の葉と相同の器官は認められない。…

※「テロム枝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む