テロム枝(読み)てろむし

世界大百科事典(旧版)内のテロム枝の言及

【植物】より

…維管束植物は比較的まとまった群であるが,それでも,葉についてみればすべてが相同な器官とは断言できない。系統発生をみれば,小葉植物の葉が茎の表面の隆起によってできたものであるのに対して,それ以外の葉はテロム枝(初期の陸上植物にみられる二叉(にさ)分枝をする枝系)の変形でできた可能性が強いからである。いわんや,コケ植物の葉とよばれているものは,配偶体上に分化したものであり,藻類には陸上植物の葉と相同の器官は認められない。…

※「テロム枝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む