世界大百科事典(旧版)内のテート,A.の言及
【ニュー・クリティシズム】より
…20年代のT.S.エリオットやI.A.リチャーズらによる新しい文学意識にもとづき,文学作品(とくに詩)の精密・客観的な評価をめざした。J.C.ランサム,A.テートらの率いるアメリカの〈南部批評家〉がその母体とみなされるが,イギリス側ではケンブリッジ大学でリチャーズの教えを受けたW.エンプソンをその数に入れることもある。20世紀の知的で難解な新しい詩,およびそれとの強い類似性を示す17世紀イギリスの〈形而上詩〉を偏愛した。…
※「テート,A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」