世界大百科事典(旧版)内のディカペタルム・ティモリーエンセの言及
【ディカペタルム】より
…ディカペタルム・トキシカリウムD.toxicarium Englerをはじめ数種が有毒といわれているが,それらは葉がとくに有毒で,果実はそれほどではなく,果肉の部分が食用にされる。またジャワ産のディカペタルム・ティモリーエンセD.timoriense Englerはつる性の木本で,樹皮から繊維が採取され,若葉は煮て食用にされ,果実は魚とともに調理するのに使われる。 ディカペタルム科Dichapetalaceaeは,5属200種ほどが熱帯域に分布していて,トウダイグサ科やヒメハギ科に類縁があるとされる特異な科である。…
※「ディカペタルム・ティモリーエンセ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」