ディザー(読み)でいざ

デジタル大辞泉 「ディザー」の意味・読み・例文・類語

ディザー(dither)

ディザリング

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ディザー」の解説

ディザー

ある決められた階調でより豊富な階調を表現する技法。たとえば、白と黒しか使えない状態でさまざまな濃さの灰色を表現する方法。元の画像の画素の階調に応じて一定の規則の基に白黒を生成していき、黒白の出現頻度によって中間調が表現される。階調を表示する方法としてはほかに、濃度パターン法/誤差拡散法がある。ディザー法は原画の1画素を1ドットで表現する処理だが、濃度パターン法/誤差拡散法は、1画素を複数ドットで表現する。ディザーや濃度パターン法/誤差拡散法での階調表現を面積階調あるいは疑似階調という。ディザーリング(dithering)ともいう。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android