世界大百科事典(旧版)内のディピーナリゼーションの言及
【ディクリミナリゼーション】より
…日本の刑法典では,わいせつ物領布罪等(175条),単純賭博罪(185条),礼拝所不敬罪(188条),自己堕胎罪(212条)等について,非犯罪化が問題となりうるが,改正刑法草案(1974)は,これらの犯罪を存置するものとしている。なお,ディクリミナリゼーションは,刑罰回避を指向する点で,ディピーナリゼーションdepenalization(非刑罰化),ディバージョンdiversion(司法前処理)と共通する側面をもつ。【長沼 範良】。…
※「ディピーナリゼーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」