《ディートワルトとアメリンデ》(読み)でぃーとわるととあめりんで

世界大百科事典(旧版)内の《ディートワルトとアメリンデ》の言及

【グリンメルスハウゼン】より

…グリンメルスハウゼンの文学的位置は,従来いわゆるドイツ教養小説の系譜のなかでのみ論じられるきらいがあったが,バロック時代の主流を占めていたツェーゼンPhilipp von Zesen(1619‐89)ら教養派の文学者たちや,貴族的な小説タイプである英雄恋愛小説との対比による考察も欠かせない。グリンメルスハウゼンにも《ディートワルトとアメリンデ》(1670),《プロクシムスとリンピーダ》(1672)という〈理想小説〉があり,しかもそこに作者の本名が名のられているという事実は,野性味あふれる写実的な健康な笑いの世界の隠れた一面をうかがわせるものである。【中田 美喜】。…

※「《ディートワルトとアメリンデ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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