世界大百科事典(旧版)内のディープエアレーション法の言及
【下水処理】より
…例えば,活性汚泥法の変法として長時間エアレーション法(全酸化法)があるが,これは余剰汚泥量を減少させることを目的としたもので,エアレーション時間が16~24時間になる。ディープエアレーション法は,エアレーションタンクの深さを通常の5m程度から10m程度と深くし,タンクの所要敷地面積を小さくしている。さらに超深層エアレーション法では,水深を50~100m程度にまで延長し,鉄製チューブの中を下水と活性汚泥の混合液が地上より降下し再び地上へ上昇する間に,高圧を利用した高濃度酸素溶解が達成でき,エアレーションが30分間程度に短縮される。…
※「ディープエアレーション法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」