世界大百科事典(旧版)内のディーレンフルト,G.O.の言及
【カラコルム[山脈]】より
… そのおもなものとしては,1847‐48年H.ストレーチーによるシアチェン氷河の発見,61年H.H.ゴドウィン・オースティンのヒスパー,ビアフォ,バルトロ氷河の踏査,86‐87年F.ヤングハズバンドのサルポ・ラッゴ氷河からのムスターグ峠越え,92年W.M.コンウェーのバルトロ氷河踏査,1898‐1912年ワークマン夫妻の数回にわたる広範囲の活動,1902年O.エッケンシュタイン隊のK2試登,09年アブルッツィ公のK2,スキャン・カンリ,チョゴリザの試登,13‐14年F.デ・フィリッピ隊の東部カラコルム探検,22‐35年P.C.フィッサー夫妻による探検,28‐29年スポレート公によるバルトロ氷河,シャクスガム川の踏査,30年G.ダイネッリのシアチェン,テラム・シェール,リモ氷河の踏査などがある。34年にはG.O.ディーレンフルト夫妻がシア・カンリに初登頂した。これらがカラコルムの開拓期の探検で,そのほとんどが地理学,人類学,地質学,その他の科学調査を行っていることと,りっぱな報告書を出していることが共通している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」