デザート・ペーブメント(読み)でざーとぺーぶめんと

世界大百科事典(旧版)内のデザート・ペーブメントの言及

【乾燥地形】より

…風向に平行で風上側に丸く,風下側に細く緩斜してのびる縦断面形をなす。デフレーションにより形成される地形としてはデザート・ペーブメントdesert pavement,ブローアウトblowoutがある。前者は,砂塵が風で飛ばされて大きな礫や岩塊などが残るため生じた,あたかも礫を敷きつめたような地面で,サハラ砂漠ではレグreg,セリールserir,オーストラリアではギバー・プレーンgibber plainと呼ばれる。…

【砂漠】より

…岩石砂漠はハマダhamada(サハラ砂漠に見られる高原砂漠のアラビア語の呼び名hammadaに由来)といわれ,砂などでこすり磨かれた岩石床が露出する場合と,岩石床の上を礫,岩屑がおおう礫砂漠の場合とがある。礫が敷きつめたように集中して堆積している地面は,デフレーションにより砂塵が吹き飛ばされて礫や岩塊などが残った結果生じたもので,デザート・ペーブメントdesert pavement,オーストラリアではギバー・プレーンgibber plainという。小礫が土壌上に堆積しているデザート・ペーブメントはサハラ西部ではレグreg,東部ではセリールserirと呼ばれている。…

【土壌型】より

…極寒砂漠土が北極地方に分布するかどうかは不明である。カナダ北部やグリーンランド北部の極地の排水良好なデザートペーブメントdesert pavement(砂漠舗石)には地衣類・藻類・ケイ藻類に由来する土壌有機物を表層に6%ほど含んだ,炭酸塩の集積した,アルカリ性反応を示す極地砂漠土がみられる。月平均気温が0℃以上になる月が2~4ヵ月しかない寒帯のツンドラ気候下では,一般に降水量も少なく(年降水量250~300mm),地下に永久凍土層が存在する。…

※「デザート・ペーブメント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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