世界大百科事典(旧版)内のデデキントの実数論の言及
【切断】より
…デデキントはこのような考え方によって,有理数の性質と切断の定義を使うだけで実数を説明することができることを示した。これをデデキントの実数論という。 射影幾何学においても切断という言葉が用いられるが,これは2直線の交点を求めるというような作図を意味していて,2点を結ぶというような作図を意味する射影という言葉と1対として用いられ,射影幾何学で基本的作図とされているものである。…
※「デデキントの実数論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」