世界大百科事典(旧版)内のデュラン,G.の言及
【象徴】より
…一方ユングは,象徴がわれわれの感情的体験や無意識と原初的に結びついている点を強調し,さらに普遍化しようと試み,《リビドーの変遷と象徴》(1912)を発表した。それは宗教学にも大きな影響を与え,E.ノイマン,J.キャンベルなどが次々と業績を発表したが,なかでも代表的なものとして,G.デュラン《想像的なものの人類学的構造》(1969)がある。 こうしたある種の類型論的な象徴解釈に対しては当然批判も多く見られる。…
【デュランティス】より
…フランスのカノン法(教会法)学者。フランス名はデュランGuillaume Durand。貴族の家に生まれ,リヨンについでボローニャで法学を修得,同地およびモデナでカノン法を講じた。…
※「デュラン,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」