世界大百科事典(旧版)内のデュワー,M.J.S.の言及
【トロポロン】より
…野副鉄男は1935年ころからタイワンヒノキの酸性成分からヒノキチオール(図2)を単離し,ほぼ現在の構造式に到達していたが,第2次大戦前後の時期であったため,成果が海外に伝わらなかった。この間,1945年イギリスのデュワーM.J.S.Dewarはコルヒチン(図3)などの骨格構造として図1を示唆し,トロポロンと命名した。 無色針状結晶で,融点49~50℃。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」