デーバダッタ(読み)でーばだった

世界大百科事典(旧版)内のデーバダッタの言及

【アジャータシャトル】より

…父はブッダの庇護者として名高いビンビサーラ(頻婆娑羅)。仏教の伝説によると,野心家のアジャータシャトルはブッダのいとこで背教者のデーバダッタ(提婆達多)にそそのかされ,父王を幽閉死させて王位についたという。在位中に北西方の大国コーサラや,北方のブリジ国Vṛjiを征服し,マガダ国発展の基礎を築いた。…

【釈迦】より

… 釈迦の教勢が盛んになるにつれ,法敵も増えた。彼の従弟とされ,のちに彼に離反するデーバダッタDevadatta(提婆達多)からは狂象をけしかけられ,祇園精舎ではバラモンたちから女性と密通しているとの虚偽の告発がなされた。実際,釈迦の教えはバラモン教の階級制度や祭式至上主義を脅かすものであった。…

※「デーバダッタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む