世界大百科事典(旧版)内のトイフェルスドレックの言及
【衣装哲学】より
…原題はラテン語で〈仕立て直された仕立屋〉の意。変人のドイツ哲学者トイフェルスドレックの〈衣服の哲学〉と称して,宇宙の万物は永遠の精神がまとう衣装にすぎないという奇想を展開し,その見地から当代の社会を風刺する。また第2部のトイフェルスドレックの伝記には,カーライル自身の思想的遍歴と苦悩が〈永遠の否定〉から〈永遠の肯定〉への道として描かれている。…
※「トイフェルスドレック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」