世界大百科事典(旧版)内のトクラス,A.B.の言及
【スタイン】より
…アメリカのユダヤ系詩人,小説家。彼女は東部の大学を出て,1902年パリに渡り,しばらくあとで同居するようになった女友達兼秘書のアリス・B.トクラスとともに,おもにパリ,第2次大戦後は南仏で一生を過ごし,講演旅行のほかはアメリカに帰ることがなかった。兄リオとともに,当時まだ有名ではなかったセザンヌを収集したのを手はじめに,以後親交のあったピカソに傾倒,彼を中心とするキュビスム(立体派)の諸家やH.マティスの作品などを,当時の誰よりも早く認めて収集した。…
※「トクラス,A.B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」