トサノミツバツツジ(読み)とさのみつばつつじ

世界大百科事典(旧版)内のトサノミツバツツジの言及

【ツツジ(躑躅)】より

…このうちオンツツジR.weyrichii Maxim.,ジングウツツジR.sanctum Nakai,アマギツツジR.amagianum Makinoは葉が十分に展開してから花を開く種類で,他のものが葉の伸びる前に花を開くのと異なる。後者のうちミツバツツジR.dilatatum Miq.は花梗や子房に腺毛が密生し,果実にも腺点があるのが特徴で,関東・東海地方の山地に分布するが,種類としては北海道から九州までの太平洋側に分布し,トサノミツバツツジやハヤトミツバツツジなどの変種がある。東北地方南部から近畿東部に分布するトウゴクミツバツツジR.wadanum Makinoや九州に分布するサイゴクミツバツツジR.nudipens Nakai,その亜種で日本海側の山地に分布するユキグニミツバツツジなどは,子房に長毛が密生し,果実にも残る。…

※「トサノミツバツツジ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android