《トポロジーへの試論》(読み)とぽろじーへのしろん

世界大百科事典(旧版)内の《トポロジーへの試論》の言及

【位相幾何学】より

…以上のように,位相幾何学は図形の位置と形相に関する直観に本質的に訴える幾何学といえるが,このことが位と相の幾何学,すなわち位相幾何学の名の由来である。
[トポロジー]
 位相幾何学はトポロジーとも呼ばれるが,これはギリシア語のtopos(場所)とlogia(学)に由来し,リスティングJ.B.Listing(1808‐82)の著書《トポロジーへの試論Vorstudien zur Topologie》(1847)にはじまる。リスティングはトポロジーを〈空間の中の点,線,面および位置について,量や大きさとは別の,形状,位置を示す法則を研究する学問〉と定義している。…

※「《トポロジーへの試論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む