トリコルヌ(読み)とりこるぬ

世界大百科事典(旧版)内のトリコルヌの言及

【軍服】より

… 軍服は当時その派手な色彩は別として一般市民の衣服と大差がなかったが,連隊内のさまざまな階級を見分けるため,フランスは1762年に肩章を定め,1800年ころには他国にもひろがった。帽子はつばのひろいフェルト帽で,17世紀の銃士は小銃操作のため一方を折り上げ,18世紀には三方を折り上げて三角帽(トリコルヌ)となり,同世紀末から次代にかけて二角帽(ビコルヌ)となる。変り形の軍帽には擲弾(てきだん)兵の司教冠帽,熊毛皮帽など種々の帽子があった。…

【帽子】より

…17世紀オランダの隆盛に続いてフランス宮廷がモードの中心地となると,大きな髪形と鬘への関心が高まるなかで,フェルトやビーバーの毛皮で作られ,ダチョウの羽根飾が付いたつばの広い帽子に人気が集まった。17世紀後半は洗練された男子服にトリコルヌtricorne(三角帽)が登場し,女子にはフォンタンジュfontangeと称するローンとレース製の髪飾が当時を代表した。18世紀はぜいたくをきわめた衣装とともに,最新流行のパリ製帽子が求められた。…

※「トリコルヌ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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