世界大百科事典(旧版)内のトリプルベース無煙火薬の言及
【無煙火薬】より
…第2次大戦中,ドイツとイギリスでは無煙火薬にニトログアニジンを加える研究が行われ,砲腔内の焼食を抑制し,砲口炎を少なくすることに成功した。このニトロセルロース,ニトログリセリンおよびニトログアニジンの3成分を主剤とした無煙火薬をトリプルベース無煙火薬と呼んでいる。現在,無煙火薬をさらに改良する試みとしてHMXなどの爆薬を配合する研究が行われている。…
※「トリプルベース無煙火薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」