トリマルキオ(読み)とりまるきお

世界大百科事典(旧版)内のトリマルキオの言及

【ローマ】より

…また尿意を催しても臥台を立つことすらせず,奴隷がささげ持つ尿瓶で用を済ませてしまう横着者もいた。 財力を誇示するためのばかげた浪費の極致は,ペトロニウス作《サテュリコン》に登場する解放奴隷トリマルキオTrimalchioの宴席であろう。そこでは単に珍味にとどまらず,たとえば大盆を天空に模して各星座にちなんだ料理を載せたり,木製鶏の下から取り出された孔雀の卵のなかに調理された小鳥が丸まっていたりなど,さまざまな奇趣を凝らした料理が供され,宴は終わるかと思えばまた始まり,総計62種の料理・飲物が出されている。…

※「トリマルキオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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