《トルバドゥール評伝》(読み)とるばどぅーるひょうでん

世界大百科事典(旧版)内の《トルバドゥール評伝》の言及

【トルバドゥール】より

… なお,トルバドゥールは〈カンソ〉のほか,〈暁の歌〉や〈十字軍歌〉,詩論詩〈パルティメン〉〈テンソ〉,時局などを風刺する〈シルベンテス〉(修道僧モントードンが有名)にも手を染めた。また13世紀に作られた《トルバドゥール評伝》(詩人の伝記と作品の解題からなる)は,ヨーロッパ文学史で最初の文学評伝であり,史的信憑(しんぴよう)性は大いに疑わしいが,時代の精神風土を伝える貴重な証言である。【新倉 俊一】。…

※「《トルバドゥール評伝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む