トレチュウィチ(読み)とれちゅうぃち

世界大百科事典(旧版)内のトレチュウィチの言及

【オスナブリュック】より

…ヨーロッパの東西交通の要衝である,ハーゼHase川の渡河地点にあった。カール大帝がザクセン人の居住地であったトレチュウィチTrecwithiを司教所在地としてザクセン地方伝道の拠点とし,ここから9世紀以来司教による市場特権の保護のもとで,商人定住地域が発達していった。オスナブリュックの司教座聖堂参事会Domkapitelと騎士層は司教区のなかで大きな政治的位置を占めていたが,シュタウフェン朝時代にはフリードリヒ1世から市場建設の特権を得て(1171),市民の共同体は司教の権力から独立して自らの都市法をもつにいたった。…

※「トレチュウィチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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