ドイツ古典哲学(読み)どいつこてんがく

世界大百科事典(旧版)内のドイツ古典哲学の言及

【資本論】より

…いかにして古典派の政治経済学を批判しつつ,資本主義社会の歴史性を経済学的に証明できるか,この《資本論》の構成方法こそ,マルクスが〈その本質上,批判的かつ革命的〉であるとしたところの,ヘーゲル弁証法であった。
[ドイツ古典哲学――ヘーゲル弁証法]
 G.W.F.ヘーゲルの観念弁証法(《論理学》)においては,実在的存在は思惟によって産出された構成物であった。この思弁的世界は常識に逆らうものであった。…

※「ドイツ古典哲学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む