ドイツ財政学(読み)どいつざいせいがく

世界大百科事典(旧版)内のドイツ財政学の言及

【財政学】より

…日本でも,明治以来,財政学とは国家・公共団体の貨幣収支を研究対象とする社会科学の一分野とみなされている。日本の財政学の発展をみると,ドイツ財政学,イギリス・アメリカ財政学,マルクス財政学の影響が認められる。
【ドイツ財政学】
 16世紀から18世紀にいたる重商主義の特殊的・ドイツ的形態といわれる官房学の伝統を引き継いで,19世紀末から20世紀初頭にかけて,A.H.G.ワーグナーL.vonシュタイン,シェフレAlbert Eberhard Friedrich Schäffle(1831‐1904),ディーツェルCarl August Dietzel(1829‐84)といった学者の登場とともにドイツ財政学は黄金時代を迎えた。…

※「ドイツ財政学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む