世界大百科事典(旧版)内のドゥシャン橋の言及
【スコピエ】より
… 市内の歴史的建築物としては,ムスタファ・レシト・パシャ,ガージー・イサ・ベグ,スルタン・ムラトの三つのモスク,古い隊商宿のクルシュムリ・ハーン,17世紀の聖スパス教会,特に教会内部を仕切る19世紀の木彫イコノスタシス,ダウト・パシャのトルコ風呂を改造した画廊,小高い丘の上のドゥシャン城址などみるべきものが多い。両岸を市中で結ぶ石橋はドゥシャン橋とも呼ばれるが,15世紀にオスマン帝国のスルタン,ムラト2世が再建したもの。郊外にはローマ時代の水道橋跡や12世紀ビザンティン様式の壁画が美しいネレジ修道院がある。…
※「ドゥシャン橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」