ドゥーブル(読み)どぅーぶる

世界大百科事典(旧版)内のドゥーブルの言及

【変奏曲】より

…ルネサンス末に登場した変奏組曲が定着し,J.H.シャインの管弦楽組曲のように合奏用の変奏曲も現れた。イタリア(フレスコバルディ)・南ドイツ系(フローベルガー)のパルティータ,フランス・クラブサン楽派(F.クープラン,ラモーら)のドゥーブルdouble(組曲などにおける装飾変奏の一タイプ),中・北ドイツ系(J.P.スウェーリンク,シャイン,S.シャイト)のオルガンのためのコラール変奏曲など,各国でそれぞれ独自の様式が培われ,それらはやがて18世紀前半にJ.S.バッハによって統合された(オルガンのためのコラール変奏曲,カノン風変奏曲,パッサカリア,チェンバロのための《ゴルトベルク変奏曲》,無伴奏バイオリンのためのシャコンヌなど)。 古典派では比較的単純な装飾変奏が好まれたが(ハイドン,モーツァルト,初期のベートーベン),19世紀に入るとベートーベンによって性格変奏が確立された(《ディアベリ変奏曲》など)。…

※「ドゥーブル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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