ドロンコーン(読み)どろんこーん

世界大百科事典(旧版)内のドロンコーンの言及

【スピーカー】より

…スリーウェースピーカーシステムは,再生周波数帯を3分割し,それぞれを低音用(ウーハー),中音用(スコーカー)および高音用(ツィーター)で受けもたせるようにしたスピーカーシステムである。パッシブラジエーターはドロンコーンともいい,位相反転バッフルの音響管(筒状の穴)の部分に取りつけた振動板である。この振動板にはボイスコイルや磁気回路などの電気音響変換用の素子はなく,音響管の音響インピーダンスを調節し,系の共振周波数付近でよく振動して低音の放射を助長させるために用いられる(図5)。…

※「ドロンコーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む