世界大百科事典(旧版)内のドロール,J.の言及
【ヨーロッパ連合】より
…委員長や委員が大きな政治的役割を演じることができるかについては,個人的な資質以上に,構成国,とりわけドイツとフランスの政治的な指導者との関係が重要である。1985-95年の10年間も委員長を務めたドロールJacques Delors(1925- )は,サッチャー・イギリス首相と意見を異にすることは多かったが,出身国フランスのミッテラン大統領だけでなく,ドイツのコール首相の強い支持を受けていた。 ヨーロッパ委員会を支えるのは,約1万6000人の〈ユーロクラットEurocrat〉と称される官僚であり,25の総局と,事務局,法制局など八つの部局が配置されている。…
※「ドロール,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」