世界大百科事典(旧版)内の《ドン・セグンド・ソンブラ》の言及
【ガウチョ】より
…20世紀に入ると行き過ぎた欧化主義への反省から民族主義が高揚し,それに伴ってガウチョをその勇敢さ,男らしさのゆえに国民性のシンボルとして再評価しようとする動きが起こった。この動きは文学の世界ではガウチョ文学を再興させ,グイラルデスの《ドン・セグンド・ソンブラ》(1926)などの名作を生んだ。またガウチョの好んだマテ茶やアサド(焼肉)の習慣は今日なおアルゼンチンとウルグアイの生活の中に伝統として生き続けている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」