世界大百科事典(旧版)内のナグアルの言及
【クランデロ】より
…ラテン・アメリカの土着の呪医。治療に当たる病いの原因は各種あり,アイレ(空気)のバランスのくずれ,スストやエスパント(驚き),ムイナ(極度の怒り),寒暖のバランスのくずれ,邪視,ナグアル(人にとりついている動物)やトノ(守護動物)と人との不調和,各種の霊の働き(メスティソ姿の害悪をもたらす霊など),魔術,妖術,聖人や神の怒りなどがあげられる。どの原因が強調されるかは地域差がある。…
※「ナグアル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」