ナヤール族(読み)なやーるぞく

世界大百科事典(旧版)内のナヤール族の言及

【一妻多夫婚】より

…これは夫としての身分が明確であるか否かにより,単なる妻貸しや愛人関係とは区別される。チベットなどにみられる,兄弟が1人の妻と同一世帯を形成するタイプと,トダ族のように妻が別々に住む夫たちのところを定期的に巡回するタイプ,あるいはナヤール族のように数人の夫が1人の女のもとを訪れるタイプがある。この制度では,複数の夫のうち誰を子どもの社会的父親と認定するかが常に問題となる。…

※「ナヤール族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む