ナーウーラ(読み)なーうーら

世界大百科事典(旧版)内のナーウーラの言及

【オアシス】より

…そのうち家畜に円周運動をさせてチェーン状のつるべを動かして水をくみ上げる〈ノリアnoria〉(アラビア語。ペルシア語でナーウーラnā‘ūra)は著名である。
[西アジア,アフリカ]
 西アジア,アフリカのオアシスで営まれる経済生活は,まず第1に,水を利用してなされる農業である。…

【水車】より

…種類としては,畜力を利用した,水平の回転運動を歯車によって垂直の水車の回転に換えて揚水するものと,水流で回転する下射式の水車で揚水するものとの二つが一般的である。普通,前者はサーキヤsāqiyaといわれてエジプトで多くみられ,後者はナーウーラnā‘ūra(英語ではノーリアnoria)といわれてシリアやイラクに多い。なかでもシリアのハマーは9世紀以来これの大型の水車群で有名で,今日現存する数台のうち最大のものは直径が約27mに達し,ほぼその直径に匹敵する高さにまで揚水が可能である。…

※「ナーウーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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