ナーウール(読み)なーうーる

世界大百科事典(旧版)内のナーウールの言及

【灌漑】より

…多くのむらではこのような用水のしかたを監督する水番や管理人を置いていたが,渇水季になるとわずかな水の利用をめぐって水争いの起こることがしばしばあったといわれる。揚水具としては,水力を用いる水車(ナーウール),畜力を用いる揚水車(サーキヤ,ドゥラーブ),人力による揚水車(ダーリーヤ)やらせん状揚水機(タンブール)およびはねつるべ(シャードゥフ)などが一般に用いられた。しかしイランのカナートが熟練の技術者によって掘られたように,ナーウールやサーキヤなどの揚水車も専門の大工によって製造されたから,その建設には費用がかかり,いきおい建設に伴う用水権はイクター保有者や地主などの富裕者に帰することになったのである。…

※「ナーウール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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