ナージル(読み)なーじる

世界大百科事典(旧版)内のナージルの言及

【ワクフ】より

… ワーキフの所有権については法学者の間でも議論が分かれ,アブー・ハニーファとマーリク派は,所有権は保有するが,その行使は許されないとし,アブー・ユースフ以後のハナフィー派とシャーフィイー派は,所有権は神に帰したとする。ワクフにはナージルnāẓirまたはムタワッリーという有給の管理者を置かねばならず,初代のナージルは普通ワーキフが任命し,しかもワーキフその人であることが多い(マーリク派はこれを禁止)。それ以外の場合はカーディーがナージルを任命し監督する。…

※「ナージル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む