ニエロ版画(読み)にえろはんが

世界大百科事典(旧版)内のニエロ版画の言及

【彫金】より

…ニエロの黒色は金属表面の図柄を明確にし,繊細な装飾効果を生み出す。またニエロの代りにインクを詰めて紙に写しとったものをニエロ版画と呼ぶ。ニエロの象嵌の古いものでは,古代エジプトのテーベ出土の儀式用斧(第18王朝)が残っている。…

【ニエロ】より

…12世紀のテオフィルスの《諸芸術論》にも記されているが,13世紀末の作品も現存する。これを応用したニエロ版画は15世紀後半から16世紀初頭にかけてイタリア,とくにフィレンツェでつくられた。前記のように彫刻された金属板にニエロの代りにインキを塡め,紙に押し写せばニエロ版画になるが,印刷機の圧力によって銀のような軟らかい製品の歪みを避けるために,一度硫黄の鋳型にとって,それを原版にしたと考えられる。…

【版画】より

…バザーリによって最初の版画と考えられた,フィニグエラがつくったニエロ版はもともと版画を目的としたものではなく,金工品の線刻の図柄をはっきりさせるために刻線に埋める黒色の化合物ニエロからつけられた。これを紙に刷り写したものをニエロ版画と呼ぶが,数は少ない。彫刻銅版は16世紀にはデューラーらドイツの画家たちとイタリアのライモンディ,フランドルのファン・レイデンらによって技法的にも完成され,16世紀末から17世紀にかけて技法的な頂点を極める。…

※「ニエロ版画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む