ニクダニ(読み)にくだに

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニクダニ」の意味・わかりやすい解説

ニクダニ
にくだに / 肉蜱

節足動物門クモ形綱ダニ目コナダニ団に属するニクダニ科Glycyphagidaeの総称。7亜科に分類されることがあり、この分類によれば日本にはマルニクダニ、ヒサシニクダニ、ニクダニの3亜科がみいだされる。この科の特徴は、原則として前体部と後体部の境界溝がなく、表皮は小突起に覆われて顆粒(かりゅう)状にみえる。胴背の毛は側枝をもち羽毛状である。自由生活性で、昆虫や小形哺乳(ほにゅう)類に付随したり、小形哺乳類の巣や室内の塵中(じんちゅう)などにみられる。日本ではニクダニ亜科のイエニクダニが家屋内に普通にみいだされる。

[松本克彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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