世界大百科事典(旧版)内のニジェール・デルタの言及
【ナイジェリア】より
…その河口一帯には広大なデルタが形成され,デルタには乱流するニジェール川の分枝流が無数に走っている。このニジェール・デルタを含め,ナイジェリア最南部のギニア湾海岸線は,幅約80kmにわたって低平な湿地帯をなし,マングローブの茂る浅瀬や礁湖(ラグーン)が複雑に交錯している。 内陸部は,ニジェール川,ベヌエ川流域をはじめ,標高600m前後の緩やかな起伏の丘陵が続いているが,ニジェール,ベヌエ両河川にはさまれた中部と北部は平均標高1000mを超す高原となっており,とくに中部のジョス高原では標高2000m近くに達する。…
※「ニジェール・デルタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」