世界大百科事典(旧版)内のニッチ先取りモデルの言及
【生物群集】より
…内田俊郎は,すべての種に同じ大きさの生存に必要な最小区画があり,種間には優劣の順位が決まっていて,かつ1区画内では1個体だけが残存すると仮定すれば,この関係が成立することを導いた(1942)。そこで,最近ではニッチ先取りモデルniche pre‐emption modelともいう。その後,等比級数則は,生物現象以外でも成立することが知られ,例えば選挙における候補者別得票数なども,これに合致することが明らかになった。…
※「ニッチ先取りモデル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」