世界大百科事典(旧版)内のニュルンベルク天文台の言及
【天文台】より
…しかし,3世紀ころからヨーロッパは混乱が続き,科学が本格的に復活したのは約1000年以上を経たルネサンス期以降であった。天才レオナルド・ダ・ビンチがまだ若かった1471年,ドイツで最初のニュルンベルク天文台がレギオモンタヌスによって建設され,実証精神を重視して盛んに観測が行われるようになった。当時の大観測家T.ブラーエが,デンマーク近海の島にウラニエンボリ天文台を築いたのは1576年のことであり,これこそ近世最初の本格的な天文台といえるものである。…
※「ニュルンベルク天文台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」