世界大百科事典(旧版)内のニューヨーク派の言及
【抽象表現主義】より
…ポロックのように画面のなかに入りこんで描くものをとくにアクション・ペインティングとよぶ。また,この時期,ニューヨークで抽象表現主義作家を中核に形成されたグループを〈ニューヨーク派〉という。抽象表現主義は50年代に入ると,巨大なキャンバスと白黒の絵具という二大特徴を明確にし,スティルの大きな影響下に一大流派を形づくり,ロスコやニューマンらによって,のちの色面絵画color field paintingへの道をも用意した。…
※「ニューヨーク派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」