ニルソン,M.P.(読み)にるそん

世界大百科事典(旧版)内のニルソン,M.P.の言及

【ローマ没落史観】より

…自然科学的方法の援用は,19世紀末から20世紀初頭にかけて,地力消耗を没落原因とするJ.vonリービヒやシンコービチG.Simkhovitch,気候変動と没落の関連を説くE.ハンティントンらの自然的要因を重視する見解を生んだが,これらに対してはM.I.ロストフツェフによる鋭い批判がある。医学や生物学の進歩は人間的要因にも目を向けさせ,ゼークO.Seeckの〈最良者の絶滅〉論,人種混交によるローマ市民団の劣性化を説くフランクT.FrankやニルソンM.P.Nilssonの説を生んだが,これらも厳しい批判を浴び,ことにナチズムによる罪禍ののちは影を潜めた。ボークA.E.R.Boakは人口統計学の成果を援用して,人口減少による人力不足を主因とする没落論を展開した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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